【合格報告】防災士試験の体験談と学びのポイント

【合格報告】防災士試験の体験談と学びのポイント、愛知県、三重県、試験対策
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はじめに

皆さん、こんにちは。
愛知県愛西市の整理収納アドバイザー、石川しょうこです。

ご報告が遅くなりましたが、防災士試験、無事合格しました!
目指していた満点合格とはなりませんでしたが、合格の喜びと達成感はひとしおでした!
今日は、防災士資格取得の魅力や試験の概要、合格に向けたポイントなどをお伝えしていきたいと思います。
防災士に興味を持たれた方の、参考になるとうれしいです。

資格試験の概要

2024年8月4日(日)
13:00~14:00最終講義
15:00~防災士試験(50分)
出題形式:30問出題、3択式
合否判定:24問以上の正解で合格
◆8月4日の試験で欠席または不合格の場合、2025年3月に再受験可能
◆2025年3月までに合格できなかった場合、2026年度まで受験可能
(ただし、テキスト内容の変更の可能性あり)

私は四日市大学で受講したので、試験会場も講義を聞いた同じ教室で行われました。
あらかじめ教室に入る前に、座席が掲示されていました。
受付では、救命講習の修了証(コピー、私は居住地での受講だったため)の提出と、レポートの確認が行われました。

レポートの確認は全ページではなく、特定のページのみでした。
私は提出すると思い込んでいたので、少し拍子抜けしました。
レポートは動画を見ながら、テキストの各項目の要点をまとめたものです。(全部手書き)
正直、資格取得の道のりの中で、レポート作成が一番大変でした。
でも、あの作業があったからこそ、整理ができ頭に入ったのかもしれない!

うん、そう思うことにしよう!

※再受験システムが他の開催場所でもあるかは不明ですが、よっぽどのことがない限り不合格にはならないと思います。予測不可能な出来事や、体調と相談しながらの方にはうれしい救済措置なのかもしれません。

会場到着から試験開始まで

私の席は前の方で、講義のスライドが若干見にくい席でした。

防災士試験は開催場所にもよりますが、試験前に講義があるところが多いです。
私が受講した四日市大学もそうでした。

内容はテキスト「(21)防災士に期待される活動」を、主催されている鬼頭先生からお聞きしました。

試験前ということもあり、私も周りも落ち着かない様子でしたが、
この分野からも出題されていたと思うので、しっかり聞くことをオススメします。

試験前の過ごし方

講義は14時頃に終了し、試験開始の15時まで自由時間となりました。
この貴重な時間を利用して、以下のことを行いました。

  • お手洗いに行く
  • テキストを読む
  • 四日市大学から配布された模擬試験を解く

試験前に勉強する時間が与えられるなんて、本当にありがたいことです。
このおかげで、気持ちを整え、試験に挑む準備ができました。

いざ試験開始

時間になると試験官から問題用紙と回答用紙が配られました。
あらかじめ机の上に出していた身分証明書と照らし合わせながらの配布でした。
回答用紙に、個人情報などが記載されたシールを張った記憶があります。
たしか、名前しか記入しなかったような、、記憶が薄れてしまい申し訳ありません。

準備が整い、試験官の方が「いまから50分後ですので~」と黒板に終了時刻を書きながら「それでは開始してください」と始まったのですが、その時刻が50分後の時間ではなかったため、会場がどよめき、すぐさま訂正が入ってのスタートでした。なんだか不思議などよめきスタートでした。

防災士の試験です。情報に冷静に対処しなければなりません。

試験は、終わった人から退場可能です。
5分程で退場された方もいらっしゃいました。

私は、慎重派なので30~40分の間に退出しました。
15分もあれば回答は埋められると思います。
しかし、ひっかけ的な問題に私は悩み、最後まで悩みました。

問題の印象と対策

四日市大学から配布された模擬試験のおかげで、出題形式に戸惑うことはありませんでした。

平たくいうと「簡単だけど難しい」という印象です。

テキストから満遍なく出題されていたと思うし、細かな法律や、判断に迷う文章表現もあり、
クセに惑わされないためにも、確実な知識を入れておく必要があると思います。

当たり前ですけどね!あやふやな情報の入れ方だと、迷う!

(車にまつわる問題もあったので、自動車免許の試験を思い出しました!懐かしい!)

この場合はこの行動をするのが望ましい系の出題もありました。

おおまかなイメージはこんな感じです。
満点合格を目指されている方は、テキストの読み込みが必要と思います。

テキストは384ページあるけど、読みやすいですよ!(2024年度版)

結果発表までの期間

8月4日に受験して、8月9日に発送、結果通知が届いたのが8月13日でした!
2週間ほど届くまでかかると聞いていたので、とても素早い対応だと思います!
お盆期間中に届きましたからね!良心的!

防災士認証状が届くまで

10月上旬頃に、防災士の資格を取得したことを証明する防災士認証状が届く予定です。
合格通知が早かっただけにやや長めですが、もうすぐ届くと思うと楽しみです!

試験直前対策&苦手分野の克服法

私は試験の約1週間前(7月27日)にレポートが完成しました。

完成した日に模擬試験(80分以内に解くよう指示)を全問解いて、116問中103問正解でした。
幸先よし!間違えたところの解説を読み、理解を深めました。
次の日にも再チャレンジしました。

そして、試験前日に再度模擬試験を解いて、合計3回模擬試験を解きました。

苦手な分野は、火山と台風・高潮でした!
私が住む地域の特性上、火山は特に弱く、名前も難しかったりしてテキストをよく見直しました。

ニュースなどの気象情報に登場する言葉をテキストで確認したりして、
理解を深めながら、なるべく楽しく勉強しました。

ちなみに、好きな分野は「耐震診断と補強」です。

家族にその日勉強した内容を、テキストを見ずに披露したりもしていました。
声に出してアウトプットすることで、理解がぐっと深まります。

四日市大学で防災士養成講座を受ける方に向けて

 四日市大学での防災士資格取得の流れは以下の通りです。(2024年時点)

  • 募集:4月上旬に大学HPに告知
  • 申し込み:専用フォームから申し込み
  • 受講料支払い:23,000円を入金
  • テキスト到着:4月下旬までに届く
  • 講座受講:5月の土日3日間
  • 試験:8月上旬に実施
    ※普通救命講習は市内在住・在勤の方は受講料に含まれます。

今後日程や流れが変更になるかは不明ですが、スムーズにいけばこのような流れかと思います。
大学の講義のひとつとしてスケジュールが組まれているため、学生さんの期末試験後の試験となっております。
動画もおそらく学生さんが見ているものと同じだと思われるので、大大ボリュームです。

短期間で試験まで進みたい方には、向かない場所かもしれません。
自分のペースに合った場所で、受講されることをおすすめします。

ちなみに、日本防災士機構の防災士養成研修実施機関一覧リンクはこちらです。

防災士としての今後の展望

まずは、防災士の基本理念「自助-自分の命は自分で守る」にもあるように、
自宅や車の防災対策の強化を行います。(主に地震・津波)

食料などを備えていても家・家具・家電などに妨げられたら意味がありませんよね。
そもそも、自分が無事でなければ、水を飲んだりすることもできない。

私はずっと冷蔵庫の固定を後回しにしていたのですが、やっとこの夏完了することができました!
まずは設置場所の検証、道具を揃え、自分では難しそうだったら得意そうな人に相談してみるといいと思います。
周りを巻き込んで、前に進むのも大アリです!!
意外と短時間で済んで、気持ちも軽くなり、もっと早くやっておけばよかったと思うはずです。

私自身少しずつの進歩ですが、発信やサポートを通じて、皆さんの「やってみよう!」のきっかけになれば幸いです。
一緒に安全で快適な空間を作っていきましょう!

おわりに

最後に、防災士学習の魅力ベスト3をご紹介します!

  • 言葉の定義が明確になる
  • 地球の仕組みから知ることができる
  • 家族と防災についての会話が自然と増える


非常時には情報を正しく素早く把握することが大切ですが、その言葉がまず難しいです!
漢字だらけで、それって結局何を伝えたいの?っていう言葉が多いと思います。
もちろん言葉や法律も変化していきますが、
私が感じていた漠然とした不安は「わからない」が発生源だったようです。

資格取得についてや、防災面で不安に思っていることがありましたら
お気軽に公式LINEや、お問い合わせフォームからメッセージをくださいね。
どんな些細なことでも大丈夫です。お待ちしております♪

長い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!

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